ドレスクリーニング&長期保存パックをご注文のお客様に限り追加料金税別2,000円で対応させて頂きますのでご相談下さい。
当店のドレスクリーニングはパック前にドレス全体を手仕上げしてから保存パック加工を施しています。ドレスが傷つかない様にパックフィルムを開封して下さい。生地によってはシワが出ている場合があります。目立つ場合は一度スチームを生地にあてる(直接ではなく必ず当て布をして下さい)などでシワを除去して下さい。ご自分で出来ない場合はご相談下さい(有料になります)。
しばらくたってから使用する予定がある場合に、ドレスクリーニングだけで自宅保管する事もあると思います。湿度の高い部屋(結露する窓のそば)、密封したビニール包装、ガスヒーターなどを使う部屋での保管はウエディングドレスに対してカビ、変色のリスクを与えてしまいます。特にこれからの寒くなる季節は前述の3要素が揃いやすい保管環境になります。極力リスクが少ない環境でドレスを保管する事をお勧めします。
通気性のあるカバーで保管して下さい。又、挙式前まで数か月だけドレスを保存する場合はドレスカバーを密閉せずに通気する様にして下さい。不織布カバーをお勧めしますが、前面ビニールカバーはファスナーを半分位開けるなどして下さい。密閉で起こる可能性のある変色リスクを軽減出来ます。又、防虫剤につきましては成分が生地の加工や飾りと相性が悪いとガス化した防虫剤が部分変色を起こす可能性がありますのでご使用はお勧めしません。
ウエディングドレスのクリーニング後に防虫剤を入れて普通のビニールやドレスカバーで保管する方がいらっしゃいますが、天然繊維(シルクや綿、麻など)でなければ基本的に必要ありません。天然繊維のものには使った方がいいですが防虫剤には使用期限があります。数か月レベルの効果なのでその都度新しいものに取り換える必要があります。
ポリエステルやナイロン素材のドレスでもまれに害虫が化学繊維も食べてしまう事もありますが、防虫剤を使うと虫食いのリスクよりも防虫剤の持つ成分と生地や保管環境との絡みで生地に変色を部分的に起こすリスク(又は一緒に保管していた衣類に同様の変色の可能性)の方がむしろ高くなる可能性があります。
やはり長期に渡ってドレスの保存をするのであれば長期保存パックがベストな選択だと思います。
ほとんどのドレスが箱内に収まりますが、稀にパックや箱に収まりきらないデザインのドレスもあります。その際はお客様にその旨をお伝えした上で箱サイズの高さを変更したもので対応させて頂きます。