ドレスクリーニングブログ

検針機チェックから漏れた残留針がウエディングドレスに残っていた例

2015-04-17

検針機チェックから漏れた残留針がウエディングドレスに残っていた例

 お客様からドレスクリーニング依頼でお預かりしたウエディングドレスを検品していた所、刺繍の内側に5センチ位の針が刺さっていました。

 

ご利用の時に支障がなくてなによりでしたが、ネット販売などでそれなりに実績を持つウエディングドレス販売で人気のある会社のドレスだっただけにちょっと驚きました。(その後、また同じ会社の別のドレスから針が一本出てきました・・・)

 

ウエディングドレスは使用する生地の多さや装飾パーツの複雑な構成により待ち針を多用します。

 

その為、検針(針が残っていないか金属探知機の様なものでドレス全体をチェックする事)工程はとても重要な作業となるのですが、この工程をコストダウンの為に簡略化してしまうと針を残したまま出荷してしまう事が起きてしまいます。

 

針が残ってしまうという事はあってはならない事であり、事故率はゼロでなければなりませんが過去にも何着か針が残っていたドレスに遭遇した事もあります。

 

ウエディングドレスクリーニングでこうした針が残ったまま作業してしまうと、生地に対して大きなダメージを及ぼす危険もありますので検品は十分注意して行っております。

 

限りなくゼロに近いリスクの可能性に対しても甘える事無くお客様のウエディングドレスを丁寧にチェックしながら作業をこれからもしっかり行っていきたいと思います。



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