2015-9-20
「ウェディングドレスの水洗い」「ウェディングドレスは水洗いをします」
ドレスクリーニングを取り扱う会社のホームページや広告で見かける言葉です。
ここではドレスクリーニングジョイフルのウエディングドレスクリーニングの洗浄方法についてご説明させて頂くと共に、お客様が様々な会社のホームページをご覧になる中で気を付けて頂きたいポイントをお伝えしたいと思います。
ドレスクリーニングジョイフルでは、「使用繊維やドレスのデザインを構成する副資材を十分確認した上で、水洗いが可能と判断したウエディングドレスには水洗いを、物理的に出来ない素材と判断したウエディングドレスにはドライクリーニングで対応していく」が基本スタンスです。
シルク100%のウエディングドレスを通常プラスアルファ程度の洗浄機械で本当に水洗い出来るのでしょうか?
シルクドレスの水洗いを仮に「出来る」としてもその値段で本当に対応出来きるのでしょうか?確かに、特殊な洗剤で水洗いが可能となる機械も存在しますが、それでも洗浄工程後の仕上げについては相当の手間と技術が要されるものです。
ポリエステルやナイロンで構成されたウエディングドレスでも接着パーツのコサージュなどは水で洗うと取れてしまったり花弁が分解してしまうものがあります。それでも本当に水洗いをしていますか?
確かに、ドライクリーニングに比べて水をベースにしたクリーニングの方がトータル的な汚れの除去は優れています。しかしその反面、生地に対しての収縮や縫製糸の収縮によるシルエットの型崩れのリスクが大きくなります。
ウエディングドレスのクリーニングにおいて重要なのは汚れを落とすことは当然ですが、新婦様の為に様々な微調整をしたドレスのシルエットや着用された時の風合いを維持することも大切なポイントです。ジョイフルはお客様のウエディングドレスに纏われた様々なストーリーを思いながらそのドレスに相応しいクリーニング工程を考えていきます。
ウエディングドレスの水洗いクリーニングばかりを前面的に出す表現は、本当に生地の特性を見極めてお客様のウエディングドレスに応じたディレクションをしているのかどうか個人的に疑問に思います。
当店がお客様からお預かりしたお品物に対して洗い方を検討する時、ポリエステル素材の表示でもドレスのデザインや使用生地の特性によってはドライクリーニングが適していると判断する場合もあります。
ドライクリーニングで除去しきれなかった汚れやシミは水溶性の汚れになりますので、それらについてはクリーニング後の工程で順に汚れの除去をしみ抜きの技術で対応していきます。
ドレスクリーニングをどこに依頼するかを検討する際のお客様を取り巻く現在の環境は、実際の作業のスタイルの現実をさておいた「技術、経験、知識よりインターネットに対するアプローチの張り方に長けた所」が有名になってきている感じです。
技術、経験、知識にITアプローチ力を兼ね備えた会社を目指して当社は今後も地道にこつこつとお客様にご満足頂けるサービスをご提供させて頂きたいと思います。
ドレスクリーニングジョイフルのホームページをご覧頂き、何かの縁でご注文頂きましたお客様からお預かりしましたウエディングドレスにつきましては、一番ベストなドレスクリーニング方法で丁寧に対応しますので今後とも宜しくお願い申し上げます。
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