ドレスクリーニングブログ

草花の汁の除去がしやすい生地と除去しにくい生地の違いは?

2016-08-30

 生花のブーケや、フラワーシャワーなどでウェディングドレスのお腹の辺りや裾などに草花の汁が付いてしまったものをドレスクリーニング依頼でお受けする事があります。

 

 ポリエステル素材のウェディングドレスに付いてしまったものはクリーニングでほぼきれいに除去出来ますが、シルクや綿などの天然素材に付いてしまったものは生地に色素が浸透してしまい完全に除去する事が難しい場合もありますので予めご了承下さい。

 

 最近は前撮りなどのロケーションフォトでガーデン撮影も行われている様です。ガーデンでは草花によるシミの他にも裾に地面の泥汚れが付くケースも見られます。

 

 撮影時にはスタッフの方が移動時にスカートの裾を引きずらない様にケアをしながら撮影を行っていくのが当然なのですが、数々のお預かりしているウェディングドレスを拝見していますと最近そうしたフォローが弱いブライダル関連の会社やフォトスタジオも増えてきている感じがします。

 

 ここは基本的にドレスをお買い上げになられたお客様がご覧になるホームページだとは思いますが、撮影や挙式に携わるお仕事に就かれている方がご覧になられていれば是非ウェディングドレスに対するお客様へのフォローのポイントをスタッフ全員が共有しているか今一度ご確認される事をおすすめします。



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