ドレスクリーニングブログ

ウェディングドレスの品質の違いの例

2017-03-16

ウェディングドレスの品質の違いの例

ウェディングドレスクリーニングを生業にしていると様々なブランドのドレスをお預かりします。

 

ブランドとしての本社はヨーロッパやアメリカなどにあるウェディングドレスも、ドレスの内側に縫い付けられている取り扱い表示ラベルなどを見るとMADE IN CHINAを中心とした他国で製造した表示がされているのを多く見かけます。これは一般衣料に於けるブランドでも同様で、以前はモンクレールのダウンジャケットの原産国名(製造国)がメイド イン マダガスカル(←本来は英語です)というものを見た事がありました。

 

高級ブランドも低価格のウエディングドレスも他国で作られているものは確かに多いと実際お預かりしていて感じます。

 

しかしそれぞれのドレスを見ているとそうした国で作られていてもその技術や管理の差は歴然たるものがあり、高級ブランドのウェディングドレスは生地も縫製もしっかりしていてスキないものがほとんどです。契約している工場の工程管理が徹底されていたり、自社ブランド専属的な流れを持つ事で生地を始めとして高い品質の様々な資材をオンリーワンで提供できる環境が完成されているのだろうと思います。

 

対して、低価格のウェディンドレスは基本品質はいいのですが時折そこから漏れた粗が生じる場合があります。

 

普通に使用するには本人も周りの方も気付かない程度がほとんどですが、ドレスクリーニング依頼でお預かりしたドレスに製造時の待ち針が刺さったままだったり(3回ほど遭遇しています。少ないかもしれませんがご利用時に針が刺さったら大変な事であり衣料製造に携わる会社が絶対やってはいけない事故です)、スカートについていた大きめの菱形ビジューが全て接着剤でチュールスカートに貼り付けられていたりポリエステル素材なのに生地組成表示はシルクシフォンと記載されていたりといったものなどに遭遇した事があります。

 

副資材につきましてもファスナーやスパンコールが破損や劣化しやすい、内ゴムが変色してしまったり劣化が早いなどといった様に、価格を抑えるという事にはその為の調整というものが図られている可能性が高いという事を理解する必要があります。

 

写真のカラードレスはネットで購入したものですが、花びらが全て接着剤で貼り付けられており(品質がしっかりしたものはちゃんと縫われています)その時に使用したグルーガンの接着剤が糸を引いてあちこちから飛び出していました。また、ビジュー本体も糸を通す穴があるのにここも接着剤で貼られていました。

 

お客様には状態とクリーニングによって起こりうるリスクをお伝えした上で、極力接着剤がはがれない様にして対応はさせて頂きました。はがれる事無くクリーニングは出来ましたが、むしろこういった好例は珍しい位ですので、こうした製造方法でのお品物は場合によってはクリーニングが出来ない可能性が高いという事をご了承下さい。

 

 

 

花びらの根元はこの様に接着剤で貼り付けられていました。


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