ドレスクリーニングブログ

ドレスにバブルシャワーが付いてしまった時のクリーニングについて

2020-01-12

ブライダル演出アイテムに沢山のシャボン玉が機械から出てくる「バブルシャワー」というものがあります。

 

このバブルシャワー、実はウエディングドレスやタキシードに付いてから乾いていくと輪ジミの様なものが浮き出てきます。白系はほとんど目立ちませんが、赤や青などの濃色のカラードレスに付くとそのシミの部分の色が更に濃く見えてまだらの様な感じになるものもあります。

 

一般的に結婚式場などで取り扱うウエディングドレスのクリーニング表示は石油系ドライクリーニングです。セオリー通りに行うとするならばまずはドライクリーニングで全体洗浄を行ってから各所を水溶性のしみ抜き作業を行うという流れとなりますが、この方法では相当な時間と労力がかかってしまいます。その為、ドレスの素材や副資材の状態などを十分チェックして問題がないドレスの場合はドライクリーニングではなくウエットクリーニングという水溶性の汚れをメインに落とす全体クリーニング方式で対応していきます。生地のメイン素材がポリエステルであればこの方式は大体対応可能です。

 

但しシルクのウエディングドレスのクリーニング方法の基本はドライクリーニングとなりますので、ウエットクリーニングで効率よく水溶性のシミを少ない工程で除去する事は出来ません。シルク素材はセオリー通りのドライクリーニング工程をベースに各所を部分的にしみ抜きしていく形となります。

 

ご自分で購入したウエディングドレスがシルクの場合は、こうしたブライダルの演出のアイテムにリスクを抱えたものもある事を情報として持った上で結婚式のプランニングをされる事をお勧めします。

 

又、結婚式場のプランナーさん達でこうしたドレスの特性から生じるリスクを把握している方がまだまだ少ない印象があります。次の使用が控えているドレスにこうした通常工程では除去出来ないシミが付くという場合もあるといった事を知っている事でより新郎新婦様にプロとしての適切なアドバイスと演出プランニングのご提案が出来る様になると思います。

 

 



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