ドレスクリーニングブログ

時間の経過でウエディングドレスに生じる黄変の原因

2020-01-13

ドレスを購入した時(又は製品完成後)やクリーニングを終えたばかりの時は白かった場所が部分的に変色してくるケースは以下の事が考えられます。

 

【新品の場合】

①縫製時のミシン油汚れなどが部分的に酸化して茶色っぽく浮き出てくる。

②排気ガスやガスヒーターなどから出る酸化窒素ガスに接する環境で保管していた。

③材質に問題のあるビニールやカバーに入れたまま高温化した船便などで長期間移動した為の変色

④日光や展示中の蛍光灯などの紫外線による変色(光が強く当たる場所が黄色っぽく変色します。又、白さを映えさせる蛍光増白剤加工がされた繊維は増白剤が分解される事で生成りっぽい色に変色します。)

 

【利用後の場合】

①ドライクリーニングのみで作業を行った為に汗の浸透していた場所が薄黄色っぽく変色してくる。

②変色部分を漂白作業した時に十分な中和作業を行わなかった為に時間の経過と共に残留アルカリ成分が生地に変色を及ぼす。

③日本酒や白ワインなど、付いた時は見えなかった水溶性のシミがクリーニング後に変色してくる。(そのシミに合わせたしみ抜き対応をしない場合は通常クリーニングで気付かないので時間の経過後に顕在化してきます。)

 

こうした黄変系のシミは自宅などでは対処できない系統のものです。洗剤や家庭用漂白剤の通常の使用方法ではまず改善出来ませんので早めにドレスクリーニングの取り扱い実績が豊富な近くの専門店にてご相談される事をお勧めします。



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