2020-01-19
ウェディングドレスの利用に対する考え方は各国で異なっています。
日本の基本的なウェディングドレスへの考え方は「レンタル」がまだまだ主流ですが、海外の考え方は「自分で購入する」という地域も多くあります(アメリカやヨーロッパは代表的なエリアです)。
海外ブランドのウェディングドレスは「購入」がベースとなる為、数年スパンで使用を何回もクリーニングを繰り返しながら使用する事をベースとしたデザインや生地のセレクトを重視していない感じがします。これは否定的な意味ではなく、その国の文化風習に則って考えればもっともな事であり、その分細かい技術を手作業で施したりシルクをふんだんに使用した複雑なデザインのドレスをメインに取り扱う高級ブランドも多々あります。
こうした考え方の違いもあり、一般的に日本のドレスメーカーが結婚式場やドレスショップに多く納品するレンタルドレスに比べて海外ブランドのドレスは耐久性といった面ではレンタル前提で製作されたものよりも少し劣る側面はあります。国内のブライダル関連企業(結婚式場やドレスショップなど)は、海外ブランドの繊細なデザインのドレスを買い付けてそれをレンタルする場合は使用回数に制限を設けている様ですが(おおよそ6回前後)、実際はそれ以上使用しているケースも多々ある様です。
レンタル価格が20~40万円位の海外ブランドドレスなら一回のレンタルで仕入れ値分はほぼ相殺出来る計算となります。
実際は耐久性(生地のハリ、艶、色合いなど)から考えると、規定以上で10回くらい使用している場合は後になるほど同じ金額でレンタルするという事は本来のドレスの新品感から離れたものを高額でレンタルしているという事となりますのでこれからドレス選びをする方はこうしたポイントも確認しながらどのドレスを選ぶかという事を考えたほうがいいかと思います。
海外ブランドのドレスをレンタルする場合は店頭にいつから出ているものかも踏まえて適正な価格なのかを十分チェックしてみて下さい。シルクのドレスは特に使用回数が増える程クリーニングが適正にされているかどうかで状態に違いが生じていると思います。何十万もドレスにレンタルだけでお金を払う位ならいっその事同じ値段の予算で自分だけの一着を手に入れる事も考えると楽しみが増えるかと思います。
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