ドレスクリーニングブログ

新型コロナウイルスによるドレスのサプライチェーンの変化について

2020-02-16

国内の大手メーカーの一部やネットでイージーサイズオーダーが出来るウエディングドレスの販売サイトなどは製作を中国の専門工場に依頼しているケースが意外と多くあります。

 

新型コロナウイルスによる中国での都市や交通網封鎖が約一ヶ月ほど続いていますが、現在は日本の経済や産業にも目に分かる影響はまだ感じません。数カ月は余裕を持った生産体制や計画を行っているからだとは思いますが、中国での産業進捗の停滞がこのまま2~3ヶ月続いてくると日本のあらゆる産業やサービスに影響が出てくるのではないかと思います。

 

生地に関わるブライダルアイテムを現在中国の方で製作発注をしている会社の人の話によると現地での工場稼働状態などがこの先不透明な状況らしく、まずは生地を仕入れる市場が動かない、工場は事務の人は数人は出社しているものの工場自体の稼働はストップ状態の為に現在発注しているものの工程スタートがいつになるか分からないとおっしゃっていました。

 

一般的に日本で使用するウエディングドレスを中国の工場へ製作を発注するのは注文を受けた結婚式場やドレスショップに納品の約4カ月前位を目安に工程がスタートしていく様です。

 

おそらく大きくドレス注文の数が動くタイミングの発注から今はズレているシーズンと思いますが、今後の受注からの製作発注のバランスはこの感染症の鎮静化がいつ頃になるかでブライダル業界でも大きく様々な供給計画が変わってくる可能性が考えられます。

 

2月に日本国内でメーカー中心のドレスなどの新作展示会が行われますが、ここで発表された販売系ドレスがこれから結婚式を迎える花嫁様達が実際に購入に繋がるまでには通常の販売までのスケジュールよりもアナウンスが遅くなるのではないかと考えます。

 

有名国内メーカー数社のドレス内側の品質表示ラベルを見ると「MADE IN CHINA」と記載されているものがこんなに多いのかと結構驚くかもしれません。ドレスだけではなく様々なブライダルアイテム(布系、紙系)が中国の力に頼っているかがよく分かります。

 

これからドレスを購入する場合などは購入元に対して納品のスケジュールは問題なく対応出来るかはしっかり確認される事をお勧めします。

 



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